地域のモノづくり~地域のモノ・コト・ヒトから生まれる日本の逸品~

  1. HOME
  2. 2016年7月号

東京七宝
畠山七宝製作所

七宝の向こう側まで表現する、
日本一の技

金属の下地にガラス質の釉薬をのせて焼き付ける七宝。その技法の中でも、下地の一部を切り透かし(切り取り)にし、その部分に七宝を施す透胎七宝は難易度が高く、失敗する確率も高い。その技術に精通し、複数制作する必要のある商品で実践する職人が畠山氏だ。様々な七宝に挑戦し、数え切れない失敗と試行錯誤を繰り返した末に手に入れた“技”と“職人の勘”で、クライアントやデザイナーからのどんな要求にも応えてきた。

新作の『花紋』『PLA NET』には、東京七宝の技法が凝縮されている。中でも桜や菊をイメージした『花紋』の透胎七宝は、10回もの焼付けを行う必要があり、焼付けのタイミングも、釉薬が伸びる“3歩手前”で引き上げる…など、言葉では伝えられない、職人だけが持つ感覚なしには作ることができない作品となっている。

  • 1.釉薬の盛り付け作業。デザインデータを七宝用のデータに修正し、それを元に様々な色の釉薬を盛り付けていく
  • 2.「キリンス」と呼ばれる酸洗いの作業場。釉薬を焼き付ける際に酸化した下地を酸で綺麗に洗うことで、釉薬が綺麗に発色する
  • 3.様々な釉薬の並ぶ棚。釉薬の粒子の大きさを揃える「こなし」という作業も自社で行う

花紋・PLANET

デザイナー
柿木一男

日本を象徴する家紋や花をモチーフにした『花紋』と、5つの惑星をモチーフとした『PLANET』。それぞれ異なるモチーフを、東京七宝の技法で表現している。

畠山七宝製作所

TEL 03-3801-4844
URL http://www.shippou-hatakeyama.com
職人・デザイナー・使い手をつなぐ
ものづくりの現場
「東京手仕事」

東京くみひも
龍工房

江戸の“粋”と“こだわり”を継承する、組紐職人
東京三味線
三絃司きくおか

世代と海を超える、進化を続ける三味線

記事はこちらの雑誌に掲載されております。詳細はこちら


TOP